結びの果もの【むすびのくだもの】
おかげさまをもちまして、臨江寺での活動写真手廻し上映は、
好天気に恵まれ、満員御礼の中無事お開きとなりました。

お出でいただいた方々は、歩いて数分というご近所の方から、バスや電車を乗り継いで遠路はるばるという方、さらにはリヤカーを引いての方までおられた模様で、
年齢も5才のお子様から、80才を越える御仁までと幅広く、その装いは着物姿に洋服姿と、まさに老若男女、和洋折衷、新や旧や遠や近と、あらゆる方々が一同に会された催しとなりました。

臨江寺の庭に狸はいませんでしたが、受付の時間に顔をみせた猫が一匹おりました。

ご来場くださった方、またご協力くださった方、そして本堂を使わせて下さった臨江寺さん、本当にありがとうございました。

かねてから貿易や交通の要であった堺の、様々な人々が集うお寺という処で、このように和やかなひと時を皆様と過ごせたことを嬉しく思います。

畳の下で、手のひらを広げて下さっていたお釈迦様にも感謝です。

さてさて今回、皆様にはアンケートのご協力をお願いしまして、
その中で、お気に入りの作品をチェックしてもらう項目があったのですが、
集計結果が出ましたので、ここに上位3作を発表させていただきます。


3位「スーパーマンシリーズ 探鉱埋没の巻」28票


2位「化物(仮題)」31票


そして、栄えある1位は、


「正チャンの地獄探検」41票


「スーパーマンシリーズ探鉱埋没の巻」は、戦後に販売されたライオンスライドの幻燈フィルム。
紙芝居のように一コマ一コマ止めて楽しむスライドショー。
今回が初の御披露目でした。
探鉱埋没という、当時としては頻繁にあったのであろう事故の解決に、スーパーマンが着のみ着のまま駆けつける。
スリル満点かと思いきや、登場人物が発する
「あのスーパーマンはいやにうすぎたないな」
という吹き出しで、会場からは笑いの声が。
幻燈フィルム作品は他にも脱力感みなぎるものが多く、一度幻燈フィルムだけの上映会を催したいくらいです。

「化物(仮題)」は、居間にて正座する書生さん、文机に手炙り、和時計や掛け軸と、純和風の一コマが連続する作品。
しかし、いくらクランクを回しても動きがなく、おそらく、それに退屈した当時のフィルムの持ち主が、墨で「化物」の落書きを施した珍しい作品。
111コマという短い短い断片のため、映画初期の、また手廻しならではの上映方法、ループ状にして繰り返し見ていただく事で、その魅力や可能性がさらに広がりをみせます。

カイロプティック商會の所蔵する玩具フィルム作品の中で、一、二を争う人気作の「正チャンの地獄探検」。
大正12年に作・織田小星、画・樺島勝一の手によって生まれた正チャンですが、この作品がお二人の作かどうかは定かではなく、タイトルもエンドもなく、いきなり始まり唐突に終わる断片フィルム。
以前は「正チャンの動物地獄(仮題)」として上映していましたが、ネットオークションにて、「正チャンの地獄探検」とタイトルがついたものが出品されていたことで、玩具フィルムとしての作品名は判明しました。が、落札はならず。まだまだ謎だらけの正チャン。


今回は他にも、上映するには断片すぎて不明な点も多いフィルムを、何本かまとめてご披露するという試みも行ってみたのですが、今後もまだ日の目を浴びていない作品に説明やセリフをつけて、一本でも多くご紹介していきたいと思っています。

名作珍作、アニメに時代劇に新派劇、戦争ものに外国映画、ニュースなどなどなど、フィルムいろいろとございます。
合理化やデジタル化が進み、極めて短いサイクルで物が寿命を迎えていく世の中ながら、私どもカイロプティック商會はまだまだ手廻しにてご覧いただく所存です。
なにぶん光量乏しく、劣化の多きところもございますが、それらも含めての時の移ろいを体験していただけたらと思っています。

皆様のまたのご来場、心よりお待ち申し上げております。
| - | 22:51 | - | - |
日進月歩 【にっしんげっぽ】
光と陰は矢のごとく、
昨年の開催から、あっという間に丸一年。
今年も、堺の臨江寺さんや諏訪森のハピルさんにご協力をいただき、
手回し活動写真の上映会を行う運びです。

会場となる臨江寺では、毎月25日に座禅会が行われていて、
私もたまに参加させていただくのですが、百八つはゆうに超える煩悩を持つ身でも瞑想を続けていると、唯在る、という足るを感じさせていただいております。

さてさて上映会のこと。
この臨江寺本堂の灯りを消して、みなさまに昔日の音や風景に耳かたむけて目をこらしていただきます。
演目は、のらくろや正チャンの漫画に、阪東妻三郎主演の時代劇。それからお気に入りの端切れフィルムを何本か。

明るさや色鮮やかさが増しつづけ、目眩をおこさんばかりの日々ですが、
またひとつ新しい年を迎えるその前に、過ぎし日の喜怒哀楽が詰まった光と陰を見つめにおいでください。

詳細は、
http://blog.hapiru.main.jp/?eid=1000216
をどうぞ。

追伸、
どなた様もお風邪を召されませぬように。

| - | 20:50 | - | - |
霜月初日 【しもつきしょにち】
雨 が降るか降らないか
木 々の合間で見え隠れする馬上の婦人を見て想う
目 にするもののあらゆるがトロンプルイユなそんな日は
月 さえもほら満ちているのか欠けているのか


いいや、あの日はたしか雨だった
月も星も日も見ずだった
あっちの港からこっちの港へ
波を枕にたゆたうつもりが
風をたよりに進むつもりが
かなわずになにを見たのかと問われれば
私とおんなじ名前の、髭もじゃでびしょ濡れだった君
| - | 23:20 | - | - |
文月楽日 【ふみつきらくび】
「恋文を綴る途中に蟇の鳴き  新聞に載りました。」
と父より便りあり

美辞麗句をちりばめた文に、率直で虚飾のない鳴き、
部屋の内と外、人と蛙の思いがほんの一瞬だけ交わる。
素敵な句だと思いました。おめでとう。

「恋も綴も蛙も畷も、あの日は遠きうたかたの夏」
と我も返せり
| - | 23:56 | - | - |
海の日のかけら 【うみのひのかけら】
ひろがった雲吹けども吹けども
欠けた太陽は、とうとう見えず羊の刻
かわりに浮かんできたのは、
白いラクトロイドの半月

「この鍵盤は、牛乳の成分から作られていて、日に日に欠けていくんです」

海の日、鳳翔館にてアコーディオンを演奏された かんのとしこさんはそう言った。
この集いの主たる人、ツバキ庵好みの浴衣を陽気にまとい、
弾む指のあいだから見え隠れする鍵盤は、たしかにその半数ほどが欠けていた。

すでに転がってった欠片と、これから転がるつもりの欠片
薔薇とミツバチのリズムに合わせ
カランと鳴ったラムネのビー玉
それから柑橘系のゼリー半玉
団扇の金魚が風にそよいで
孔雀に桃に鮎に竹
めいめいの着物の模様も揺れる

私のまとうは亀甲紋、背なに回した貝の口
波打つ衣を秘かにのばした机の下で
満ちて欠け寄せては返してはじまった今年の夏




| - | 21:51 | - | - |
上方伝統芸能ナイト・急 【かみがたでんとうげいのうないと・きゅう】
ここに一枚の画がある。

明治時代末、つまり映画が日本にやってきて間もなくの頃に描かれたスケッチで、演舞場の客席に着物姿の人々が大勢集い、活動写真を鑑賞している風景である。

映画館というものがまだ無かった時代、映画(活動写真)はまずこういった芸能をおこなう場所で披露された。

この画には肝心の映写機が描かれていないので、客席側から投影したのか、もしくは錦影絵や写し絵のようにスクリーン裏側から投影したのかは分からないが、この能楽堂で行う上映の雰囲気に非常に良く似ている。

その当時の上映作品は、1作が数分という短いものばかり。
それを長々と口上をのべて時間をかせいだり、多くの作品を次々と上映したり、1本のフィルムのはじめと終わりをつないでエンドレスで見せたりなどしていたようで、長さでいえばそれに近い玩具フィルムを上映する身としては、そういった興行時の試行錯誤がよく分かる。

今回は、口上と2作合わせて約15分という上映時間。
クランクを回して止めて語りをつけて、あれよあれよと言っている間に時はすぎ、スクリーンには「終」の文字の大写し。

さてさて皆様方におかれましては、まだまだお楽しみがございます。
といいつつ、実は私にとっても楽しみなのです。
着の身着の儘移動して、その後の芸能を拝見拝聴させていただくのです。

大道を渡り歩いて披露する「越後獅子」をモチーフにした一曲を、獅子頭や鼓、笠といった道具を用いてきめ細やかに、またのびやかで広がりある舞で魅了してくださった上方舞の山村若さん。
主人の「柑子」を、勘違いして食してしまった太郎冠者の慌てっぷりとその言い訳にはじまる滑稽なやりとりで、会場全体の笑いを大いに誘っておられた狂言の善竹隆司さんと上吉川徹さん。
それから桂吉坊さんの落語「阿弥陀池」では、テンポよく明朗で快活なおしゃべりをたっぷりと堪能。物を知らぬ故にどつぼにはまっていく登場人物に深く共感。もっと新聞をよく読もう、と。

体験コーナーも含めて、あっという間の90分。
というわけで、今宵も「上方伝統芸能ナイト」無事お開きと相成りまして、次回も乞うご期待でご座居ます。

すでに7月〜10月の回のちらしも出来ていて、伝統の名作や錚々たる面々そろい踏みでございます。
また9月の回は、私がこの上方伝統芸能ナイトに出演するきっかけをくださった桂春菜さんの「三代目桂春蝶襲名記念公演」となっています。
この能楽堂の理事長でもある能楽師・山本章弘さんの「岩船」に、旭堂南青さんの講談「桂春蝶物語」などなどなど、この8月に迎える襲名というハレの日を一層彩る演目のめじろ押し。

当夜会をすでに体験された方もそうでない方も、また初心者もそうでない方も、
ぜひともこの初心者のための上方伝統芸能ナイトにこぞってお出でくださいますようよろしくお願い申し奉りまする。
(詳細はこちら、http://kamigata-night.com/index.htmlをご覧ください。)


それでは皆様、長々々の御清聴誠に有難うございました。
今宵はこれにて!


<「上方伝統芸能ナイト・急」 終わり>
| - | 23:50 | - | - |
上方伝統芸能ナイト・破 【かみがたでんとうげいのうないと・は】
能楽堂の開演の時は、粛々と訪れる。

能面のように、穏やかさと厳しさが混在する開演前のひと時は、備えが万端な者には心地よく、不足の者には至極心細く感じられる。

さておき、まずは本日の司会である桂吉坊さんの登場。
出番の直前まで、舞台裏にいる私たちを和ませてくださり、そして軽やかに切戸をくぐったかと思いきや、すぐさま会場全体を活気づけられていて、ほんの数分の間にその軽妙洒脱な芸を披露していただく。

それから私の出番。
前回の出演時とすこし趣向が変わり、まず私も舞台上からご挨拶をして、吉坊さんと活動写真についての話をしてから映写機のもとへ。

今回は、歌舞伎や講談の演目としても知られる「荒木又右衛門」(昭和6年・日活/主演・大河内伝次郎)と、戦前を代表するアニメーター村田安司作の「太郎さんの汽車」(昭和4年・横浜シネマ商会)の玩具フィルム2作を披露する。

前回に続き、SPレコードによる伴奏はつけずの為、作品自体にテンポとリズム感があって、そして何よりもヌケが良いものを、という基準で上映作品を選ばせていただいた。

ヌケというのは、フィルムプリントの仕上がり具合を表す業界用語で、映写した時に被写体がハッキリと映るかどうか、コントラストや色彩が鮮明でピントも上手く合っているかを判断する際にもちいられ、このヌケというものが良くないと、大きな会場で光量の乏しい映写機での上映を行った場合に、全体的に暗い画面になってしまい、鑑賞する側としては集中力が途切れてしまう。しかも、昔の人々とは違って明かりに目が慣れてしまった現代人なら尚のことだ。
つまり、上映においてヌケの良し悪しというのは、その作品の内容と同じくらい重要な要素であり、あの日本映画の父と呼ばれる牧野省三御大も、映画製作の際には「1スジ(ストーリー)、2ヌケ、3動作(アクション)」をモットーに活動されていたほどである。

話がすこしそれてしまったが、
そういった厳正なるフィルム選びが功を奏し、それからお越しいただいた方々の温かいご声援のおかげもあって、2作とも納得のいくかたちの上映となった。
また、3度目の上映にしてようやく自分の声が会場の隅々に馴染んだような感覚を得た。
それは、重ねての下見や準備、舞台裏での右往左往を経て、より深いところでこの場所と繋がることができるようになった顕われのように思う。もちろん、初回からこの様であらなばならない、というのは大前提だとして。


<「上方伝統芸能ナイト・急」 に続く>
| - | 23:22 | - | - |
上方伝統芸能ナイト・序 【かみがたでんとうげいのうないと・じょ】
良きご縁をたまわって、初心者のための上方伝統芸能ナイトに出演させていただいております。

上方伝統芸能ナイト 【かみがたでんとうげいのうないと】
創立から80年を数える由緒ある山本能楽堂において、能や文楽、狂言に落語、講談、浪曲、日本舞踊、上方舞、女道楽、お座敷遊びなどから毎回4つの芸能が、各々の演目のさわり、つまり良きところをご披露するといった華やかで盛り沢山な夜会。おこわとお茶つき。さらに合間の体験コーナーに参加すると、鑑賞券と出演者のサインを手に入れる事ができる。また、「上方伝統芸能の物産展、もしくはデパ地下」とも言われ、芸能通の方もそうでない方も、どなたさまにも親しんでいただける内容となっている。

活動写真は昨年末からの参加で、今宵で3度目の出演と相成りました。

毎度、能楽堂の方々に多大なご協力をいただいて、会場内に遮光を施して、中正面には大型映写機を、そして舞台上には自作のスクリーンを設置し、成功を切に願って楽屋へと向かう。

日頃の上映会ではシルクハットに燕尾服姿の私だが、ご厚意で着物に袴という晴れ姿に仕立てていただき、背筋を伸ばして出番を待つ。

隣の部屋からは、三味線の音や、噺家さん達の談笑が聞こえてきて、まるで江戸時代の茶屋に迷い込んだよう。あぁなんて贅沢なひと時。いやいや、今宵の私はお客様をおもてなしする立場。いわば芸者。シャンとせねば。

目の前には、同じく袴姿の親方がなんともいい按配に肩の力を抜いて座っている。
様々な場所や条件での上映を行ってきた彼ゆえの落ち着きだろう。今回は、上映後すぐに舞台に上がり、すぐさまスクリーンを撤収するという大役を担ってもらっている。その段取りなど打ち合わせは充分。その昔某テレビ局の美術作業を担当しただけあって、その体の捌きと度胸はなんとも心強い。


<「上方伝統芸能ナイト・破」に続く>

| - | 10:10 | - | - |
山水話【さんすいわ】
漁「どうじゃ」
樵「ええ浜じゃ」
漁「海と陸との合間じゃ」
樵「陸とも云えるし海とも云える。亦、どちらとも云えんと云うのがええ。や、ここに珊瑚じゃ」
漁「どれ、昔会った奴かもしれん。ずいぶん白くなりおって。いんや、これは流木じゃ」
樵「なんと、よこして呉れ。樵の木の字は隠さにゃならん」
漁「焦らずとも良し。ほら、昔伐った枝かもしれんぞ。よぉ見ろ」
樵「おぉ、このうろは覚えとる。や、うろから彼方が見えるぞ。あれは誰の舟じゃ」
漁「どれ。あ、儂のじゃ。倅が漕いどる」
樵「いや、達者、達者」
漁「いんや、素人とどっこいどっこい。あの櫂では魚が逃げる」
樵「なんのなんの、生きとる者が玄人よ。こちらに来ては手も足も出ぬ」
漁「儂らは唯の白う人か」
樵「白けてしもうたかいな」
漁「まあ良し。白はいちばん無に近い」


5月25日正木美術館にて、山水図(拙宗筆)の木こりと漁夫を眺めつつ、好き勝手に想う。
| - | 01:20 | - | - |
西洋かぶれ ・・・・ 【せいようかぶれ てんてんてんてん】
ここで一句、


唇を噛んで知ったる他所の国 
ああるひとつに舌を巻きつつ


いや、本当は母国語でさえおぼつかない。

語彙も文法も書き順さえも、心もとない事この上ない。

ついでに一句、


米を食み藁にもすがる阿から吽
あるふぁべーたは唇の吐く夢


そんなこんなで(雑な運びをお許しください)、
無事に迎えることができた上映会当日。
上映時間が近づくにつれ続々と鑑賞を希望する方々が集ってくださった。
西洋は英語を理解する人が多いとはいえ、この場においてはどうなのか。
ましてや私のスピーキングで通じるのか否か。

「グーテンターク!」
記念すべき第一声はドイツ語だった。

これがきっかけで、英語に対するこだわりが消え、また反対に日本語への愛情が一気に込み上げてきた。
それはおそらく、ここ数日の間に患ったホームシックのせいもあったのだと思うが、私が素晴らしいと感じる日本語の持つ力や美しさを、少しでもこの場で披露したいと思い、急遽、全編英語での上映を変更し、日本語と英語のセリフを交互に語るという形をとった。
急造の演出は、少し辻褄の合わないシーンを生んでしまったかもしれないが、
結果的に自分の納得のいく形で幕を下ろし、今後の上映に向けて大いに役立つであろう要素を得た。

最初の緊張はどこへやら、いざ始まってみると日本で行っている時とさほど違いは感じず、また上映中はときおり笑い声もあがり、皆も熱心に観てくれていたように思う。

ただ、私の英語の表現力に関して言えば、もう少し自由でメリハリのついたセリフ回しができたのではないか、と省みる機会になった。
英語・日本語に限らず、物語を語るという場合には、ただ単に正確に滑舌よく言葉を伝えればよいという訳でなく、作品の解釈も含めて、自分なりの感情や意図がしっかり聞き手に印象づくようにしなければならない。
しかしながら、これは実際に場を経験できたからこそ気付いた点だと思うので、今後の課題という事で懐に収めておくことにする。


「ありがとうございました!」
最後の言葉は、ドイツ語の挨拶「チュス!」で締めくくろうと思っていたのだが、アルファベットやいろはでこんがらがっていた頭からは、ひねり出す事が出来ず残念だった。

その後、アレックス氏が通訳兼ホストとなって、来場者との質疑応答のひと時を設けてくださり、また博物館内の展示も、翌日に同館スタッフのトーマス・ウォルシェヒ氏よりくまなく案内してもらうことができ、思い残す事無くその後の日程へと駒を進めることが出来たのだった。

両氏には、また今回の上映にご協力を下さった方々に、こういった場から恐縮ではあるが、厚くお礼を申し上げたい。

 
さて、映画発祥の国フランスから、ベルギー、ドイツと回り、またフランスを経由して帰国した全日程。
この他のエピソードや、カイロプティック商會お決まりのハーフサイズカメラを用いたループフィルム撮影作品『エッフェル塔からボンジュール』『ノートルダムからオルボワール』は、また機会を見つけてご紹介できたらと思う。




点々々々と続いた西洋かぶれ。
実際にかぶれた右手の点は、数日できれいさっぱり治まって、
いま手元に残るのは、換金されず残った2〜3のサンチーム。


(「西洋かぶれ」・・・・ fin )
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